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君津市民オペラ『カルメン』終了しました!
今までこういった愛憎をテーマにしたオペラに関して、やや冷ややかなスタンスを取っていた僕ですが、なんか今回はいろいろ感情移入しながら演奏していました。 んでもって思うのは、こと恋愛に関しては、今も昔も変わらないってこと。 そこには人種とか、言語とか、そういうことも関係ないんだろうなってことです。 だからこそオペラの題材に取り上げられるんだろうし、映画にしたって、小説にしたって、どれだけ素晴らしいものがあろうと、新しい作品が生まれてくる。 そう思うと、クラシックの現代音楽(ことに器楽)に於いては、題材として取り上げられることってあんまりありませんね。無機質なものであったり、幾何学的なものであったり、かと思えば自然現象であったり、自然そのものであったり、概念であったりが題材になっていることが多いように思います。 と、話が随分それましたが。 今回のカルメンは、君津市民オペラとして3回目の上演だったそうですが(僕は前回のボエームから参加)、今回は藝大オペラの字が外れました。 文字通り、市民主導のオペラになったんだろうと解釈していますが(違ったらごめんなさい)、これって本当に素晴らしいと思います。もちろん制作面では東京芸大がしっかりサポートしていると思うんですが。 オペラって、ものすごい数の人間が関わってたったひとつの舞台を作り出すわけですから、今日の公演の日を迎えるまでにも、数え切れないぐらい問題や苦労があったと思うんです。 それを、本業として仕事にしている人たちでなく、一般市民が担っているということには、とても大きな意味があると思います。 去年も書いたような気がしますが、こういう大仕事の一端を担えることは、音楽家としても大きな喜びです。 やはり資金面で相当な苦労がお有りのようですが、これからも是非続けていっていただきたい活動です。 さてこれでデカい本番は一段落です。 明日からは3/5のトリムルティライブに向かって突っ走ります! PR |
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